NTTデータは、2023年3月14日〜15日の2日間 「NTTデータ テクノロジーカンファレンス 2023」 をオンラインイベントとして開催いたします。
本イベントでは、NTTデータならではの先鋭的な技術トピックを、 一緒に取り組んだお客様との事例を交えながら、NTTデータの技術者がご紹介いたします。

ぜひお気軽にご参加ください。

  • 日 時:2023年3月14日(火)〜15日(水) 13:00~
  • 会 場:オンライン開催(※推奨環境はこちら)
  • 参加費:無料
  • 主 催:株式会社NTTデータ

本セミナーは盛況に終了しました。
みなさまご来場ありがとうございました。

プログラム


※プログラムが変更になる可能性がございます。ご了承ください。

DAY1:3月14日(火)

13:00~

ご挨拶

NTTデータ 代表取締役副社長執行役員 技術総括担当 藤原 遠

未来を作るNTTデータの確かな技術力 2023
 ~世界に拡がるイノベーションセンタから~

NTTデータ 技術革新統括本部 副本部長 田中秀彦
田中 秀彦  氏
<講演概要>

NTTデータは「Realizing a Sustainable Future」をキーワードに、グローバル経営戦略の一つとして「先進技術活用力とシステム開発技術力の強化」を掲げ世界トップレベルの技術力を目指しています。
具体的にどのようなアプローチでグローバル技術戦略を加速させていくのか、2022年8月に新設したイノベーションセンタの取り組みを軸にご紹介します。

13:22~

クラウドでつくるコネクティッドカー基盤 俺たちの苦労話!

NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部 第五製造事業部 杉山一馬
NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部 第五製造事業部 菅沼直志
杉山 一馬  氏 菅沼 直志  氏
<講演概要>

昨今普及が進みつつあるコネクティッドカーが収集する莫大な量の車両データや車載カメラ映像を活用することで、事故発生地点の特定や渋滞回避など様々なサービス活用が想定されます。

コネクティッドカーの車両データと車載カメラ映像の処理基盤はクラウドをベースに開発されることが多いですが、大量のデータを処理できるための機能/性能要件を満足し、かつなるべくコストを抑えるように設計するにはかなりの工夫が求められます。

本セッションでは、クラウドでつくるコネクティッドカー基盤開発における技術課題を例に挙げて、それを解決するNTTデータの技術や当時の苦労話を車両データと車載カメラ映像の2つの観点でご紹介します。

13:39~

IOWN、実は思ったより結構進んでいるんです

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 IOWN推進室 室長 吉田英嗣
吉田 英嗣 氏
<講演概要>

NTTグループが次世代のICT基盤としてR&Dを推進するIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)をご存知でしょうか。NTTグループは現在のインターネットの変革・進化させる新たなネットワーク・情報処理基盤の実現に本気で取り組んでいます。
本セッションではその取り組みがどこまで進んでいるか、ネットワークインフラの面、それを使ったアプリケーションの面から、取り組みの現状についてその一端をご紹介します。

13:51~

「脳のデジタルツイン」とその可能性~ジブリパークで実験してみた!~

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 青木大輔
青木 大輔 氏
<講演概要>

「デジタルツイン」と聞くと、どういう印象でしょうか。​
先行事例から「製造業の話だよね、自分は関係ないなあ」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。​
我々は「ヒト」に注目し、人間の心、身体を仮想空間上に再現して様々な未来予測と社会貢献に活用していくことに取り組んでいます。
​ 見たり、聞いたり、知覚して感情を得るのは「脳」です。​
その「脳」を仮想空間上に再現することができれば、様々な感情をシミュレーションすることができるのではないか、​更に、先行している「モノ」や「コト」のデジタルツインと連携することで新たな価値を創出できるのではないか、と考えています。​
今回は、愛・地球博記念公園内のジブリパークで行った実証実験を題材に取り組みをご紹介いたします。

14:04~

因果を可視化し“よりよい”判断を~Decision Intelligence

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 データ&インテリジェンス技術部 市原大暉
市原 大暉 氏
<講演概要>

私たちは日々自分のことについて、または組織の一員として何かしらの意思決定を行っていますが、それは最良な決定だったといえるでしょうか?
Decision Intelligence(意思決定インテリジェンス)は、データを活用し、あらゆる意思決定を妥当かつ効率的に行うための手法と期待されています。
本セッションではDecision Intelligenceとは何か、どのような課題を解決するのか、それにより未来の意思決定はどのように変わるのかについてご紹介します。

14:13~

身近に迫る落とし穴 ~AI普及時代のガバナンス

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 データ&インテリジェンス技術部
鈴木賢一郎
鈴木 賢一郎 氏
<講演概要>

AIの性能向上により、適用範囲がサイバー空間から実世界の様々な領域に広がってきました。
しかしながら、それに連れてAI活用によるトラブル事例が増えており、期待していた性能が出ないといったプロダクトの品質の問題ではなく、AIの適用そのものが倫理的に不適切で社会から受容されない事例もあります。倫理・社会受容性の視点の不足はその企業に対する急速なレピュテーション低下を招き、その影響は1つのプロジェクトに留まらず事業レベルの損失のリスクがあります。
本講演ではAIリスクの最新動向の紹介を通じてAIガバナンスに必要な視点とそのリスクマネジメントの勘所を紹介します。

14:26~

クロスドメインでのデータ活用を見据えたデータ保護技術

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 繁住健哉
繁住 健哉 氏
<講演概要>

自社データだけではデータ量が少ない。。。多数のステークホルダーがデータを持ち寄って分析すれば、今よりもっとデータを有効に活用できるはず! しかしステークホルダーが多くなれば社外に出せるデータも出せなくなる。。。 そう思ったことはありませんか。
本セッションでは、データを秘匿しながら持ち寄って活用する、そのための技術について幅広く紹介いたします。

14:38~

俺のデータ主権を守り切れ! -Policy as Codeで実現する企業間データ連携のUsage Control-

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 土橋昌
NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 利光宏平
土橋 昌 氏 利光 宏平 氏
<講演概要>

エネルギー需給の調整、サプライチェーンをまたがる製造責任などひとつの企業に閉じず、企業間でデータ連携する必要のある社会課題が目立つようになりました。欧州では、データ所有者の権利(データ主権)を守りつつ、適切にデータを相互利用できる仕組みを実現しようという取り組みが始まっています。そこで、本講演では、近年急速に立ち上がってきた欧州のイニシアティブで議論されている内容を踏まえ、データ利用制限(Usage Control)の考え方、Usage Controlの例、Open Policy Agentの紹介をします。

14:52~

マイクロサービスアーキテクチャ時代におけるKubernetesネイティブな運用・障害解析の体系化への挑戦

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 技術戦略部長 正野勇嗣
正野 勇嗣 氏
<講演概要>

マイクロサービス化が進み、クラウドネイティブなアーキテクチャが当たり前の時代になってきています。コンテナ(Docker)やコンテナオーケストレーション(Kubernetes)を前提にしたシステムでは、これまでと異なる運用・障害解析が求められます。
SQL実行計画にGCログやスレッドダンプ。Web3層時代を駆け抜けたエンジニアにとってみると、これまでのやり方とどう違うのかわからないと戸惑うケースもあるかもしれません。また、クラウド初学者のエンジニアにとってみても、何をどのように学べば良いかわからないこともあることでしょう。
本講演では、運用・障害解析における道標となるフローやツールなどを体系的に紹介します。

15:07~

OpenStack~全社開発インフラを支える「縁の下の力持ち」~

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 クラウド技術部 保理江高志
保理江 高志 氏
<講演概要>

2018年から約5年間にわたり、全社の開発基盤をオープンソースのプライベートクラウド構築ソフトウェア「OpenStack」で提供しています。本セッションではNTTデータとOpenStackとのこれまでの関りを紐解きつつ、日々の基盤運用を通して得られたノウハウの一部をご紹介します。

15:24~

SRE×CloudOps~守りを捨て、新世界を見に行こう

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 クラウド技術部 武田遼太郎
武田遼太郎 氏
<講演概要>

高い開発効率と高い信頼性を両立するプラクティスであるSRE(サイトリライアビリティエンジニアリング)の採用を検討されるお客様が増えています。SREとはなにか、組織導入から定着の推進プロセス、また想定外のトラブルにも迅速に対応できる強いチームの育て方など、NTTデータの金融案件における実践事例をご紹介します。
SREを明日から実践できるCloudOpsというサービスも合わせて紹介します。

15:33~

性能品質、積み上げていますか?
~本当にあった性能の怖い話~

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 技術戦略部 糟谷健登
糟谷健登 氏
<講演概要>

市場の変化やお客様ニーズへの目まぐるしい対応、大変ですよね?
「お客様のため」、その一念からなんとか「機能開発」をしきるその姿、とても素敵だと思います。
あとは性能試験さえクリアすれば・・・!ゴールはすぐそこなんだ・・・!
という現場は多いのかなと感じます。そしてよく性能問題が発生してしまいます。
数多くの案件の性能対応をしている、当社の性能問題を解決するプロフェッショナルサービス「まかせいのう」からの視点ではどう見えているのか?
実際の事例を交えて、性能問題を起こす前に各工程で本当はどんなことを考えておいてほしいのか、皆様に今一度振り返ってもらいたいと思います。

15:45~

SaaSの性能、常識!非常識?!

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 技術戦略部 在間健一
在間健一 氏
<講演概要>

パブリッククラウドサービスが普及している中、SaaSの導入を検討するケースが増えています。
従来のシステム開発において、サービスリリースする前に性能試験を実施し、性能要件の達成度合を確認します。
しかし、SaaSでは、アプリケーションを含めたすべてのレイヤをクラウド側が管理するため、SaaSを主体として構築したシステムの性能の実力、および性能試験の必要性について気になるものです。
本セッションでは、案件事例を通じて、SaaSの性能評価の勘所についてご紹介いたします。

15:54~

本番環境へ橋を架けよ~シームレスなリリースの実現

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 ADM技術部
テクニカルグレード エバンジェリスト(開発基盤モダナイズ) 菅原亮
NTTデータ・フロンティア 第三システム開発本部 第一開発部
スペシャリスト 川崎大義
菅原亮 氏 川崎大義 氏
<講演概要>

昨今CI/CDはオンプレミス環境での大規模ウォーターフォールの現場においても適用が一般的になってきています。またコロナ禍でテレワークやサテライトオフィスに分散した開発を余儀無くされ、従来よくあった狭い場所に多人数が集まってのビルド&リリースするようなことはできなくなり、これをCI/CDの導入で乗り切った方も多いでしょう。しかし継続的インテグレーション(CI)までは比較的導入しやすいのですが、継続的デリバリ(CD)になると難易度が高く二の足を踏んでいる方も多いと思います。なぜならCIのほとんどは開発環境内で完結できますが、CDだとステージング環境、商用環境など、多くの場合で開発環境から分断された環境が存在しており、CD導入のハードルが一気に上がることが原因です。本セッションではオンプレミス、クラウド様々な分断環境で「橋を架ける」手法の紹介と実現例をデモンストレーションします。

16:11~

DynaCode:イタリア大手銀行も信頼する、革新的な多要素認証ソリューション!

NTT DATA Italy, Inc.
シニアエンゲージメントマネージャー Filippo Capocasale
NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 サイバーセキュリティ技術部
部長 矢竹清一郎
Filippo Capocasale 氏
<講演概要>

NTTデータイタリアが開発したDynaCodeは、銀行業界でよくある詐欺行為に対処する革新的なソリューションです。現代では、銀行口座のハッキングなどの犯罪が増加しており、ユーザーが記憶するパスワードに加えて、一度限り有効なワンタイムパスワードや生体情報を組み合わせる多要素認証技術は不可欠です。DynaCodeは、スマートフォンで第2の認証情報の生成・管理を完結させ、他ユーザーへの転送を実行できないようにすることで、従来の方法に比べてはるかに安全で使いやすく、ユーザーのアカウントを保護します。このソリューションは、イタリアの大手銀行に導入され、同行のモバイルアプリに統合されています。

16:23~

SBOM界隈でいま話題!Webアプリのソフトウェア部品をビジュアル化してみた

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 サイバーセキュリティ技術部 清宮聡史
清宮 聡史 氏
<講演概要>

昨今、Log4Shellに代表されるようなゼロデイ脆弱性の増加、サプライチェーン攻撃の急増、等を受け、国内外でサプライチェーンセキュリティリスク低減に向けた各種検討が加速しています。 ソフトウェアサプライチェーンに潜在する各種リスクを明らかにする手段の1つとして、SBOM(Software Bill of Materials:ソフトウェア部品表)の利活用があり、NTTデータでも検討を進めています。
本セッションでは、最近話題の可視化ツールによるデモも交えつつ、サイバーセキュリティ技術部で進めるソフトウエアサプライチェーンリスクマネジメントの取り組みについて、ご紹介します。

16:35~

こんなバックアップは嫌だ~ランサムウェア被害に備えるには~

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 サイバーセキュリティ技術部
テクニカルグレード セキュリティマスター 宮本久仁男
宮本 久仁男 氏
<講演概要>

システム障害や故障、そしてランサムウェア被害に備えて行う対策の1つに、「バックアップ」があります。バックアップ時点からランサムウェア被害にあった時点の間に作成されたデータをあきらめられるならば、有効な対策です。 しかしこの「バックアップ」、扱い方を間違えると役に立たないことも十分考えられます。
本講演では、「ランサムウェアの被害に遭った時、役に立たないバックアップの具体例」を紹介し、みなさまにバックアップの扱いを考え直す機会にしていただくことを目論みます。

16:47~

パスワードは脆弱!レガシー!
パスワードの無い世界に旅立ちましょう

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 サイバーセキュリティ技術部 蓮岡聡美
蓮岡 聡美 氏
<講演概要>

パスワードを認証の世界から不要とすることを目的とし、FIDO2.0という認証の国際標準規格が存在します。しかし、令和になった今日も、多くのサービスで、パスワードを基本とする認証方式が採用され続け、その結果として、認証情報の漏洩や詐取、総当たり/リスト型攻撃など、数多くの情報セキュリティインシデントが発生しています。この状況を打破すべく、去年から、FIDO2.0の拡張仕様としてPasskey(マルチFIDOクレデンシャル)の仕様検討が始まりました。そして、AppleやGoogleでは、すでに機能リリースが行われ、今年は、実用段階に入りつつあります。本セッションでは、Passkeyの仕組みとそれによって実現される世界、そしてPasskeyの導入にあたって検討すべきポイントを解説します。

16:56~

NTT DATA Technology Foresight 2023 トレンドの全体像をさくっと掴む10分間

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 関本佳之
関本 佳之 氏
<講演概要>

NTTDATAでは、お客様と技術戦略を議論するたたき台として、NTT DATA Technology Foresightを毎年アップデートして発信しています。
幅広くITのトレンドを掴める資料として評価をいただく中で歴史を重ね、今年で12年目を迎えました。特に近年は、ITを中心に置きつつ、それと深く連動するビジネスモデルまで視野を広げた「ITとビジネスの今と未来を示す羅針盤」として内容を充実させ、様々なお客様とのディスカッションを深めてきました。この講演では2023トレンドの全体像とポイントを10分間に凝縮してご紹介します。

DAY2:3月15日(水)

13:00~

ご挨拶

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 本部長 喜多淳一郎

システム技術本部長のお・し・ご・と♪ ~開催までの道のりと裏側と秘密~

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 本部長 喜多淳一郎
喜多 淳一郎 氏
<講演概要>

NTTデータの技術部を統括するシステム技術本部長。
その仕事は、堅苦しく窮屈なイメージを持たれるかもしれません。しかし実際には、摩訶不思議な技術者とワイワイと議論したり、密かに個人的な趣味を追求したりと、皆さんの想像とは異なるというのが実態かも。本イベント開催に至るまでの道のりのなかで、本部長として?関わった準備の道のりなどについてご紹介します。

13:16~

この波は日本にも!「Value Stream Management」って…何?

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 ADM技術部 浅原舜平
NTT DATA Americas, Inc. Chief Methodologist Daniel Presten
浅原舜平 氏 Daniel Presten 氏
<講演概要>

NTTデータは新たなアプリケーション開発における潮流として、世界でもトレンドになりつつあるValue Stream Managementに競合に先駆けて取り組んでおり、Value Stream Management ConsortiumというValue Stream Managementの実践とプラットフォーム開発に取り組む企業および個人によって結成されたアライアンスにGlobal SIベンダーとして世界で初めてLeaders Memberに認定されました。
本セッションでは顧客ビジネスにおける"価値を作る活動"に着目し、その流れ(Value Stream)を可視化し課題解決を導くValue Stream Managementについて具体例を交えて紹介します。

13:48~

改善し続けるチームになろう~アジャイル開発での品質管理

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 ADM技術部
テクニカルグレード エグゼクティブR&Dスペシャリスト 町田欣史
町田 欣史 氏
<講演概要>

アジャイル開発における品質管理では、ウォーターフォール開発など従来の開発と基本的な思想は変わりませんが、開発スタイルの違いがあるため具体的な手法については変更が必要になります。
そこで当社では、従来から使われているテスト密度やバグ検出密度のような密度を用いた品質管理に代わる手法や、チームの成熟度に着目したリソース品質を管理・評価する手法を推奨しています。本セッションでは、これらの手法の概要を説明し、NTTドコモの開発プロジェクトに適用した事例を紹介します。これらの手法の適用により、品質の向上とともに、開発チームによる自律的なプロセス改善を実現できたため、標準化して他のプロジェクトへの展開を進めています。

13:57~

強力タッグで挑め! “アジャイル時代”のソフトウェアテスト

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 ADM技術部
テクニカルグレード イノベ―タ(ソフトウェアプロセス) 熊川一平
日本電信電話株式会社 ソフトウェアイノベーションセンタ
ソフトウェア開発・運用技術プロジェクト 研究員 切貫弘之
熊川一平 氏 切貫弘之 氏
<講演概要>

従来のウォーターフォール的なテストの戦略は高いアジリティが要求されるアジャイル開発には通用しません。
本セッションではアジャイル開発におけるテストの戦略を説明しNTTソフトウェアイノベーションセンタと連携して産まれたOSSのテストツール「LatteArt」を使った画期的なテストのスタイルを紹介します。

14:15~

明日から始める!ソフトウェアのグリーン化

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部
テクニカルグレード テクニカルリード 末永恭正
末永 恭正 氏
<講演概要>

ここ数年、環境に対する意識が世界中で急速に高まっています。私たちの次の世代が安心して暮らせる持続的な社会の実現のため、企業は業界を問わずESGを意識した経営が求められ、SDGsへの取り組みを積極的にアピールするようになりました。その流れは当然IT企業へもやってきています。以前から建物やハードウェアについては活発な議論がありましたが、ソフトウェアがこの文脈で議論されることはほぼありませんでした。ソフトウェアエンジニアがこの分野で貢献できることはないのでしょうか?
本セッションではソフトウェアにおけるグリーン化の世界的な状況と、それを実践するための"Get Started"的なものをご紹介します。

14:27~

ソフトウェアで実現するカーボンニュートラル - Green Software Foundation 1年のあゆみ -

NTTデータ コーポレート統括本部 サステナビリティ経営推進部
グリーンイノベーション推進室 室長 下垣徹
Green Software Foundation
Chairperson & Executive Director Asim Hussain
下垣 徹 氏 Asim Hussain 氏
<講演概要>

グリーンなソフトウェア開発の実現を目指す非営利団体 Green Software Foundation は、2021年の設立以降活動の幅を大きく広げ、2023年3月現在42の会社・組織、970名の参加者で活動しています。ソフトウェアによる排出量基準の策定や、グローバルイベント・ハッカソン・教育プログラムの立ち上げなど精力的に活動を行ってまいりました。本セッションでは2022年の一年間の活動を振り返るとともに、2023年に予定している取り組みなどについてお伝えします。

14:45~

企業における GHG Scope 3排出量算定の難しさと国際社会の最新動向

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 Ravindra Sandaruwan Ranaweera
Ravindra Sandaruwan Ranaweera 氏
<講演概要>

持続可能な社会を実現するために解決しないといけない最優先の社会課題の一つが気候変動問題です。地球温暖化を抑え、気候変動問題を解決するためには、大気中のCO2をはじめとする温室効果ガス(GHG)を削減しなければなりません。企業においては大半の排出量がScope 3からとなっており、その削減が効果的です。そのためにまず、Scope 3排出量算定が必要で、Scope 3 に企業の経済活動に付随する多岐にわたる排出源が含まれるため、算定が困難な部分があります。
本セッションでは、Scope 3排出量算定の難しさとその対策、国際社会におけるScope 3排出量算定の最新動向についてご紹介します。

14:57~

DB移行の盲点~そのSQL、本当に同じ結果になりますか?

NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 技術戦略部 中村眞紀
中村眞紀 氏
<講演概要>

当社は「あすぽす®」というサービスで、主に商用RDBMSからPostgreSQLへのDB移行の支援を多数実施してきました。
AP移行の支援としてSQLの書き換えを行った際に、特に苦労したSQLの同値試験についてご紹介します。
DBMSの機能差分からは見えてこない、移行前後のSQL実行結果が同じになることを確認するときの問題点および試験を効率的に実施する方法を紹介します。

※「あすぽす ®」とは、お客様のシステムに最適なデータベースの選定から、移行・導入までを一気通貫で行うプロフェッショナルサービスです。

15:11~

1日5分でPostgreSQLに詳しくなるアプリの開発
~PostgRESTを使ってみた~

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 石井愛弓
石井 愛弓 氏
<講演概要>

PostgreSQL技術者として、もっとPostgreSQLについて詳しくなりたい!そしてせっかくなら、Reactと英語の勉強もしたい!そんなモチベーションで、アプリケーションを開発しました。本講演では、「PostgREST」というPostgreSQLデータベースを直接RESTful APIに変換するwebサーバーについてご紹介するとともにPostgRESTを使って開発した「PostgreSQLに詳しくなるためのアプリケーション」のデモをご覧いただきたいと思います。

15:24~

MesonでPostgreSQLのビルドが楽しくなる!? 最新ビルド方法紹介

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 データベーステクニカルリード 藤井雅雄
藤井 雅雄 氏
<講演概要>

Mesonは高速で使いやすいOSSのビルドシステムです。
最近、PostgreSQLにもMesonを使った新しいビルド方法が追加され、ビルド時間の短縮や使い勝手の向上などが期待されています。
特に、ソースから何度もビルドを繰り返すような(私のような)PostgreSQL開発者にとっては、開発効率を上げる非常にありがたい機能追加となりそうです。
本講演では、Mesonによる新しいビルド方法が追加された背景やその手順、特徴などを、デモ動画を交えながら紹介します。

15:36~

クラウドでもJavaを使っていいんですか?いいんです!!

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部
テクニカルグレード テクニカルリード OpenJDKコミッタ 阪田浩一
阪田 浩一 氏
<講演概要>

クラウドサービス上で使用するプログラミング言語としてJavaはあまり選ばれていません。
FaaSではとくにそうです。Javaの起動時間や起動直後の処理速度がサービスの要件にそぐわないという印象があるためです。しかし、その印象はどの時点のJavaのことでしょうか。Javaは継続的に機能を追加し改善しており、現時点でもクラウドで問題なくJavaを使えるケースも多くなっています。加えてクラウドとの相性がよりよくなる新機能がいくつも開発もしくは計画されています。本講演後にはクラウドでもJavaが十分使えると感じていただけます!

15:45~

結局Apache Bigtopとはなんなのか 改めて振り返るBigtopでできること

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部
シニアエキスパート/Apache Bigtop コミッタ 依田玲央奈
依田 玲央奈 氏
<講演概要>

『いやーBigtopってなんなのか全然知らないし、わかんないんですよねー』

「Bigtopにコントリビュートしています」と話すたびに何度、同僚、友人、同業者から問いかけられたか。

これはそんなあなたに送る、ぱっと見分かりづらいけれど、実は便利なApache Bigtopの概要と最新動向です。

15:54~

大規模GISデータの処理を、Apache Sedonaで容易に・高速に!

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部
テクニカルグレード テクニカルリード(並列分散処理技術) 関堅吾
関 堅吾 氏
<講演概要>

Apache Sedonaは、Apache Spark を始めとする並列分散処理エンジンでGIS(地理情報システム)データを扱うための OSS ライブラリです。

PostGIS のような単一マシン構成を前提とした地理空間ソリューションは豊富な実績があるものの、大規模なデータを扱う場合は拡張性が問題となります。一方、Spark のような並列分散処理エンジンは大規模データの扱いには向いているものの、地理空間情報のサポートは標準機能に含まれていません。Sedona はこれらのギャップを埋めるために開発されたGISライブラリです。

本セッションでは、Sedona が提供する Spark の拡張機能を中心に、その概要、歴史と現状、使いどころなどについてご紹介します。

16:07~

デジタルトークンを支える私たちのブロックチェーンアセット

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 李方舟
NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 尼子就都
李 方舟 氏 尼子 就都 氏
<講演概要>

近年、○○トークンという言葉を目にすることが非常に多くなってきました。このトークントレンドに応えるべく、NTTデータでは、技術アセットを整備し、導入を進めています。本講演では、果たしてトークンとは何か?トークンを使って何を実現できるのか?これらの疑問に対する答えをお伝えしつつ、私たちのブロックチェーンアセットをご紹介します。

16:19~

LEOで広がる衛星画像活用の期待

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 ブヌダリアアントニア
ブヌ ダリア アントニア 氏
<講演概要>

低軌道衛星(LEO)により衛星画像の解像度は1ピクセルあたり15cmに迫っています。また複数の衛星を組み合わせて活用することにより、同じ地点を撮影する頻度も10分間隔にすることもできるようになってきています。
本セッションではこれからの衛星画像解析に期待されるユースケースから、当社で取り組む深層学習ベースの解析でどのようなことが実現できるか、今後の課題も含めてご紹介します。

16:31~

IT× Facility×Greenによるサステナブル社会実現に向けた挑戦

NTTデータ ソリューション事業本部 ファシリティマネジメント事業部 黒瀧晃平
黒瀧 晃平 氏
<講演概要>

デジタル社会の進展とともにデータセンターの役割はさらに重要なものとなっています。
一方、データセンターが排出するGHGも増加の一途の現実があります。当社はIT企業として、サステナブルな社会実現に向けて、相反する課題を解決する責務を負っていると認識しています。 データセンターのカーボンニュートラルを実現させるためには、ITと Facilityの両面の可視化、相互連携が不可欠であると考えます。 NTTデータは、ITの会社ですがインハウスで100名を超える建築、電力、環境系の技術者が在籍しており、IT× Facility×Greenを武器にサステナブルな社会に貢献できる企業であると自負しています。本日は、GHG可視化プラットフォームの核となる「Green DC energy management」を中心としたNTTデータの取り組みについてご紹介させていただきます。

16:43~

量子アニーリング/イジングマシンは次の時代へ
=古典コンピュータへの挑戦とその結果=

NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 森理恵
森 理恵 氏
<講演概要>

ビジネス実用場面で本当に使用できるかを試されている量子アニーリングマシンは、より地に足のついたユースケースが求められている状況です。
本セッションでは、スポーツスケジューリング問題を題材に、特定の条件下では量子アニーリングマシンの方が古典コンピュータより有効になる可能性を示した検証結果を紹介します。
また、古典コンピュータを継続的に使用したほうが良いケースも説明し、古典と量子双方の技術発展について紹介します。


本セミナーは盛況に終了しました。
みなさまご来場ありがとうございました。

推奨OS、ブラウザ

Windows 10以降:
Microsoft Edge 最新版、Google Chrome 最新版、Firefox 最新版
Mac OS X 10.15 以降:
Safari 最新版、Google Chrome 最新版、Firefox 最新版
ディスプレイサイズ
1280px × 1024px 以上

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